本文へ移動
実家じまいラボ親の家の、これからを考える。
ホーム

実家の売り方で迷っている方へ

古い実家は買取にする?
仲介と迷ったときの判断基準

築年数が古い、実家が遠い、家財が残っている。そういう家を、不動産会社にそのまま買い取ってもらうか、仲介で買い手を探すか。どちらが合うかを決めるための基準を、公的機関の資料をもとにまとめました。

最終更新: 【PR】本ページにはプロモーション(広告)が含まれます。
はる(イラスト)

はる
実家じまいラボ 編集担当

この記事ははる(編集担当のペンネーム)が、公的機関の資料をもとにまとめています。個別の相談には応じていませんが、相談先を選ぶ前に確認することを整理しています。運営・編集方針

先に結論

一般的な比べ方です。実際の条件は会社・物件によって違います。契約の前に書面で確認してください。

しくみの違い

買取と仲介を、4つで比べる

仲介

買う人:個人など
価格:相場に近づきやすい
期間:買い手が見つかるまで分からない
手間:内覧・片づけ・修繕の相談がある
手数料:仲介手数料がかかる

買取

買う人:不動産会社
価格:仲介より低くなりやすい
期間:日程を決めやすい
手間:内覧なし。家財が残ったまま相談できることがある
手数料:仲介手数料がかからないことが多い

もう1つの違いは、売ったあとの責任です。売った家に、契約の内容と違う不具合(雨漏りなど)が見つかったときの売主の責任(契約不適合責任)について、買取では責任を負わない特約を付けることが多くあります。付くかどうかは会社と契約によるので、契約書で確認してください。

判断の基準

買取が合いやすい5つの状況

逆に、時間に余裕があり、少しでも高く売りたい、家の状態が良い、という場合は仲介が合いやすいです。どちらか一方だけで決めず、仲介の査定額と買取の金額を両方取って並べるのが確実です。査定を頼んでも、その会社と契約する義務はありません。

安い家の手数料

800万円以下の家は、仲介手数料の特例がある

2024年7月1日から、800万円以下の宅地・建物は、仲介手数料の上限が30万円の1.1倍(税込33万円)までになりました。

古い実家は価格が低くなりやすいので、仲介を頼むときは手数料の額を契約の前に確認してください。買取では、仲介手数料がかからないことが多い代わりに、買取の価格にその分が反映されます。

税金

空き家の3,000万円控除は、買取でも使える

相続した空き家を売るときの3,000万円控除は、売る相手が不動産会社でも、条件を満たせば使えます。

買取の会社が家を取り壊す予定なら、取り壊しの時期を契約の前に確認すると、この条件を満たせるかが分かります。使えるかどうかは税務署で確認してください(相続した家を売るときの税金)。

申し込む前に

買取の契約前に書面で確認すること

次にすること

金額を並べる

仲介と買取の両方の金額を取って、差額と、売れるまでの維持費を並べます。相談先の選び方は比較ページにまとめています。

買取の相談先(広告)

よくある質問

よくある質問

買取と仲介、どちらが高く売れますか?
一般に、仲介のほうが相場に近づきやすく、買取は低めになりやすいです。その代わり買取は日程を決めやすく、内覧などの手間が少なくなります。両方の金額を並べて決めるのが確実です。
家財が残ったままでも買い取ってもらえますか?
家財が残ったままでも相談できる会社があります。買取価格から撤去費を差し引いているかを、契約の前に書面で確認してください。
買取で売っても、空き家の3,000万円控除は使えますか?
条件を満たせば使えます。親子・夫婦など特別の関係がある人への売却は対象外です。2024年1月1日以降の売却なら、買主が翌年2月15日までに取り壊しや耐震改修をした場合も対象になります。

出典:国土交通省「不動産取引に関するお知らせ(低廉な空家等の媒介報酬の特例)」/国税庁 No.3306「被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」/e-Gov法令検索「民法」第562条〜第572条(契約不適合責任)