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都道府県別・空き家の出口

島根県の空き家を手放す方法
買取・空き家バンク・解体補助金・国庫帰属の相談先

島根県にある親の家や相続した空き家を、どうやって手放すか。値がつくかを確かめる方法から、空き家バンク、市ごとの解体補助金、国に引き取ってもらう制度、相談窓口まで、県・市・法務局の公式サイトで確かめた内容を1ページにまとめました。

確認日・最終更新: 【PR】本ページにはプロモーション(広告)が含まれます。
はる(イラスト)

はる
実家じまいラボ 編集担当

このページははる(編集担当のペンネーム)が、島根県・各市・松江地方法務局の公式サイトを開いて確かめた内容です。補助金は年度ごとに変わり、予算に達すると受付が終わるので、申し込む前に必ず窓口で確認してください。運営・編集方針

先に結論

制度は年度で変わります。金額・条件は2026年10月3日時点の公式サイトの記載です。

まず選ぶ

家は島根県にありますか?

このページは島根県内にある家の持ち主と家族向けです。住んでいる場所は関係ありません。

はじめに

島根県の空き家のいま

つまり島根県では、相続した家を「どうするか」で悩む人が全国で一番多い。悩んでいるのは自分だけではなく、自治体も窓口と補助金を用意しています。このページは「値がつくか」を先に確かめ、そのあとの出口を、状況に合わせて選べるように並べています。

STEP 01

まず「値がつくか」を1〜3日で知る

古い家や遠い家は、相場を調べる前に、買取で「いくらなら引き取れるか」を聞くのが早い。

島根県の空き家は、築年数が古く、家財が残ったままの家が多い。仲介(買い手を探す方法)では時間がかかり、「思うような価格で売れなかった」が売却経験者の苦労の1位(39.1%)です。先に買取の査定を頼むと、値がつくかどうかが数日で分かります。値がつけば、そのあとで仲介の査定と比べればよいし、つかなければ次の出口(空き家バンク・解体・国庫帰属)に迷わず進めます。

値がついて「仲介とも比べたい」場合は、売却先の選び方(直接・一括査定・買取の違い)へ。遠方からの進め方は遠方の実家を売るときにまとめています。

STEP 02

値がつかないなら、空き家バンクに登録する

この出口が向くのは

  • 向く状況買取で値がつかなかった、急いでいない、移住希望者に住んでもらえればよい
  • 対象外になりやすい相続登記が済んでいない、所有者本人の同意が取れない、家財がそのまま(市町村で条件が違う)
  • 次の行動自分の市町村のバンクの「登録条件」を読む → 窓口に電話

空き家バンクは自治体が運営する無料の掲示板。0円や低額でも登録でき、移住希望者が見に来る。

島根県では17の市町村が空き家バンクを持ち、県の移住ポータル「くらしまねっと」(運営:公益財団法人ふるさと島根定住財団)に一覧があります。登録の条件(所有者本人か、相続登記が済んでいるか、家財の片づけ)は市町村ごとに違うので、まず自分の市町村のバンクの案内を読んでください。

地域空き家バンクがある市町村調べ方
出雲地方松江市・出雲市・安来市・雲南市・飯南町・奥出雲町くらしまねっと「市町村の空き家情報一覧」から各バンクへ。松江市は松江市空き家バンク、安来市はやすぎぐらしが公式
石見地方大田市・美郷町・川本町・江津市・邑南町・浜田市・益田市・吉賀町・津和野町
隠岐地方西ノ島町・隠岐の島町

STEP 03

解体して土地だけにする(市ごとの補助金)

この出口が向くのは

  • 向く状況建物が古く危険、土地だけなら売れる・引き取り手がある見込み、費用(補助を引いても数十万〜)を出せる
  • 対象外になりやすい1年未満の空き家、市の調査で「危険」と判定されない家、すでに工事を始めた家、市税の滞納
  • 次の行動市の窓口に電話して事前調査を頼む → 見積もり → 交付決定 → 工事

どの市も「交付決定の前に工事を始めたら対象外」。業者に頼む前に、市の窓口へ。

解体は、値がつかず、空き家バンクでも引き取り手がなく、土地だけなら売れる・引き取ってもらえる見込みがあるときの選択肢です。老朽化して危険な空き家の解体には、市が費用の一部を出します。対象になるのは「1年以上使われていない」「木造(または鉄骨造)」「市の調査で危険と判定された」家で、申請者は所有者か相続人(市税の滞納がないこと)です。2026年10月3日に各市の公式サイトで確認した内容です。

市制度名補助率上限額受付(令和8年度)窓口
松江市老朽危険空き家除却支援事業補助金工事費の8/10の、さらに1/250万円4月24日から。実績報告は令和9年2月26日まで空家対策係 0852-55-5346
浜田市特定空家等除却促進事業工事費の4/1050万円随時。工事着手の7日前までに申請。予定件数に達すると終了建築住宅課 空き家対策室 0855-25-6303
益田市老朽危険空家等除却支援事業工事費の40%(国の標準工事費との低い方)50万円(危険度が低い「老朽空家」は30万円。複数棟+20万円)5月7日〜12月18日。令和9年2月19日までに完了建築課 指導係 0856-31-0668
江津市老朽危険空家除却支援事業工事費の4/5100万円年度内に完了。予算に限りあり、事前相談を都市計画課 管理係 0855-52-7951
出雲市老朽危険空家等除却支援補助金市の公式サイトで本年度の金額・条件を確認できなかったため、ここには載せていません。窓口に直接確認してください建築住宅課 空き家対策室 0853-21-6210(8:30〜17:15)

解体の見積もりを複数社から取る(広告)

STEP 04

どうしても手放せないなら、国に引き取ってもらう(国庫帰属)

この出口が向くのは

  • 向く状況相続した土地で、売れず・譲れず、負担金(原則20万円/筆)を払ってでも手放したい
  • 対象外になりやすい建物がある、境界が決まっていない、担保がある、崖・管理に費用がかかる土地など(法務省の一覧)
  • 次の行動解体する前に、松江地方法務局の相談を予約する

相続した土地を国が引き取る制度。要件が多いので、解体する前に法務局に相談する。

相続土地国庫帰属制度は、相続した土地を国に引き取ってもらう制度です。建物が建っている土地は対象外ですが、建物を壊せば必ず使えるわけではありません。境界が決まっていない、担保がついている、崖がある、管理に費用がかかる土地なども対象外です。解体費を払ったあとで「対象外」と分かると損をするので、解体を決める前に法務局の相談(無料・予約制)を受けてください。承認されると負担金(原則として1筆あたり20万円)を30日以内に納めます。審査手数料は納めたら返ってきません。

詳しい要件は法務省「相続土地国庫帰属制度の相談対応について」を参照してください。

相談窓口

島根県で空き家の相談ができる窓口

「何から手をつければいいか分からない」という段階なら、まず無料の相談窓口へ。松江市の窓口は相談料が無料です(登記事項証明書などを取る実費は別)。

窓口電話備考
島根県 建築住宅課0852-22-5485県の空き家対策の担当。各市町村の窓口の案内も
松江市空き家相談窓口(島根県建築住宅センター)0852-33-7502相談無料。専門的な内容はアドバイザーが対応
出雲市 建築住宅課 空き家対策室0853-21-62108:30〜17:15。NPO法人出雲市空き家相談センター 080-2936-7559 も
飯南町(NPO法人里山コミッション)0854-76-2520県が案内する相談センター
川本町(一般社団法人かわもと暮らし)0855-74-2110同上
邑南町住宅相談センター0855-95-1117同上
島根県宅地建物取引業協会—空き家相談窓口・空き家利活用対応事業者リスト(公式サイト)

持ち続ける場合

すぐに決められないときに気をつけること

出典(2026年10月3日確認):島根県「空き家対策について」/くらしまねっと「市町村の空き家情報一覧」/松江市「老朽危険空き家除却支援事業補助金」/松江市「空き家相談センター」/浜田市「特定空家等除却促進事業」/浜田市「空き家バンク活用促進事業補助金」/益田市「老朽危険空家等除却支援事業」/江津市「老朽危険空家の解体除却費の補助」/出雲市空き家対策/松江地方法務局「相談を希望される方へ」/法務省「相続土地国庫帰属制度の相談対応について」/国税庁 No.3306/LIFULL HOME'S「相続理由の売却査定依頼」(2025年)